Meaning of the brand
マストロ・ロロラボ・アライヤンとは
山陽ハイクリーナーはデニムの本場岡山でジーンズの洗い加工場として1987年に設立しました。
日本のデニムは世界1のクオリティと言われています、同様に加工も評価されています
その世界が認める技術を、ジーンズ以外の物でも試したくて雑貨事業を始めました。
デニム以外にも帆布、革など長く使うことによって表情の変化が楽しめる素材を中心に
『MADE IN JAPAN』をアピールしていきます。
我々はターゲット別にコンセプトの違う3ブランドを使い既存のブランドでは満足できない消費者に対して
ライフスタイルを提案をしていきます。
MASTRO 古き良きアメリカをイメージソースに現代風にリプロダクトしたライフスタイルを提案
Lololabo 昔からあったかのように馴染むモノ、自然体でリラックスしたライフスタイルを提案
ARAIYAN 「洗い」をキーワードにエコ・カルチャーなど新しいモノにチャレンジし続けるブランド
DENIM (デニム)
ジーンズは色落ちするインディゴ染料でわざと染めているので履き方や洗い方など色んな要因で落ち方も
違ってきます、
また同じに見える生地でも糸・染め方・織り機などによって洗っていくと生地の風合いが違ってきます。
広島県の福山市、岡山県の井原市と言う日本だけでなく世界的に高い評価を得ているデニムの産地が近く
にあること、染色加工が本業であることで、商品に合った素材の選択、素材に合った加工方法ができるのです。
プロの目を通せば加工後の風合いがイメージできるのです、これスゴイことです。
ジーンズ200本を1度に加工する
大型のストーンウォッシュ加工機
衣服は新品の状態がベストなのは周知が認めるところですが、
ジーンズに関しては生デニムから色落ちを楽しむため、ベスト
の状態に個人差があるユニークな素材です、そこが世界中の
人々に愛されている理由かと思います。
我々はそのデニムで生活空間を埋め尽くすことを目標に
日々努力を続けています。
CANVAS (帆布)
国内生産の70%を占める倉敷の帆布はシャトル織機『※ヴィンテージジーンズの生地などを織るのに使用されている織機』
で織ることにより高速織機と違った独自の風合いと厚さを実現することが出来ます、
他の帆布と比較していただければ、そのしっかりした生地の良さを感じてもらえると思います。
帆布ではその撚り合わせや密度により1号~11号の厚さに分けられ1号が一番厚く11号が薄くなります。
帆布は非常に縮み幅が大きく、製品加工は難しい素材ですが、
加工することによる出来上がりの素晴らしさはデニム以上かもしれません。
帆布のボディに00番の糸で革のハンドル
を付ける特殊ミシン
帆布は以前は産業資材で使われていた様に強い生地です、
使い方次第では一生使えるといってもいいでしょう
デニムの様に使い込むことによりベストな状態になっていきます
最初はキレイなアイテムが次第に愛すべき道具に変わって
いく過程を楽しめる素材だと思います。
LEATHER (栃木レザー)
本場欧州のタンナー(なめし業者)をしのぐ最高の技術を誇る日本国内のタンナーが、もっともシンプルで、
革の味を大切に、余分な化学薬品を一切使わず、「100%植物タンニンなめし」のダブルピット製法
『※脱毛に石灰槽、なめしにタンニン槽と2つの槽(ピット)を使った世界でも稀な製法』で仕上げた
最高級のヌメ革のことです。
加工後に職人の手作業で丁寧に
エイジング加工が施される
最高級皮革「フルベジタブルタンニンレザー」ですが、
余分な表面加工をしていない為、傷や虫食い跡が
そのまま表面に出てしまい色ムラや傷が入り易くなります、
また気候や時期により製造ロットごとに色のブレが出てしまいます
逆を言えば同じ顔の革が2つとして存在しないのです。
我々は使えば使うほど馴染んでくるヌメ革を、エイジング加工することで
最初から使い込んだ味わいと独特のツヤ感をリアルに再現します。
BLADE HAT (ブレードハット)
岡山県南西部は小麦、いぐさの主産地であったことから、帽子をはじめ麦わら細工が大変盛んな地域でした、
近年は減少傾向にありますが、県別生産シェアは全国1位を保っています。
この伝統の技をデニムおよび国内だけで年間地球2周分が廃棄されると言う「デニムの耳」などの素材を使い、
洗い加工を施すことにより新たな可能性を引き出すことが出来ると考えます。
ブレードハットの縫製を任せるには
最低5年はかかると言われています
ブレードハットとは、テープ状のブレードをクルクル巻いて形作った帽子のことです
ベースは麦わら帽子製造ですが、近年は安価な商品に押され、
国内生産は衰退の一途を辿り現在、わずかに残っているのみです
日本人の頭の形に合わせた木型を使い旧式ミシンで丁寧に縫い上
げられるブレードハットは今や希少品なのです。